庭のあるおうちって素敵ですよね。
小木の町屋は一見すると前面はすぐ道路に面しており、
隣との隙間もないため庭があるようには見えません。
しかし、多くの家はコの字型に建物が配置されており、
小さいながらも中庭が存在しています。
↑とあるお宅の中庭。春になるとキリシマツツジが綺麗に咲く。
中庭と共に多くのお宅に見られるのが裏庭です。
かつては野菜を作ったり、漁具の手入れをしたりする場所として使われていました。
こちらは花街として栄えた浜町エリアから望むことができる景色です。
↑群馬県産の薮塚石を用いて建てられた蔵が並んでいる。
小木には珍しい広大なスペースで、数軒分の細長い敷地が合わさってできています。
つまり裏庭の集合体なのですが、数年前に撮影地点の家が壊されたことで見えるようになりました。
また荒れ放題だった竹藪を昨年整備したことで活用の可能性が生まれています。
↑アースセレブレーションと小木港祭りに合わせて実施したライトアップの様子。
何気ない景色も少し手を加えると見違えるもんだなあと感じました。
飲食スペースやイベント広場など妄想は膨らむばかりです。
あるいはコミュニティガーデンのような形にしても面白いかもしれません。
個人の敷地ですので慎重に進めていく必要があるかとは思いますが、
ウラニワを使ってどんな動きが生まれてくるのか楽しみです。
しなしな小話
ウラニワのはなし
