しなしなまち歩き

城山―小木の港が栄えたのはこの山のおかげ―

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shiroyama

栄えるべくして栄えた小木の港

小木の港は天然の良港として知られ、
江戸から明治にかけて大変栄えました。

港が船の風待ちに適していた理由ですが、下の写真を見るとよく分かります。

城山を挟んで左右にそれぞれ港(左:内ノ㗴、右:外ノ㗴)が位置しています。
このおかげでどちらの方向から風が吹いても安全に船を泊めておくことができました。

この安全性の高さから金銀の積出し港や北前船の寄港地として選ばれ、
多くの船が行き交う様子は「出船千艘、入船千艘」とうたわれました。

港が隆盛を迎えていた1788年には内ノ㗴と外ノ㗴をつなぐ“汐通しの堀切”も完成しました。

小木港支配の拠点から市民の憩いの場へ

城山の頂上は広大な台地となっており、古くより様々に利用されてきました。
江戸期には“太屋”と呼ばれる役所が設けられ、小木港の支配に当たりました。
shiroyama
↑内の㗴(漁港側)から望む城山。

戦争が始まり食糧が不足すると町民が土地を借り受け、
ここで芋などを作っていたと伝わります。

そして現在では花見の名所となり、春になると多くの人で賑わいます。
cherry blossom
数年前までアースセレブレーションのメイン会場としても使われていました。

訪れてみるとその広さに驚くこと間違いなしです。

個人的には夏の終わりに夕日がきらめく中、
トンボが飛び交う様子が幻想的で印象に残っています。

運動がてら訪れてみてはいかがでしょうか。

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